●修理費用は、お経の痛み具合によって異なります。まずどうしても やらなければならない修理は、標準修理(分解修理)です。これは各巻の継ぎ目の 繋ぎなおしと表紙交換です。これをベースにして各巻の 状態に応じた修理を行うことになります。 ※従いまして修理費用は中継ぎ修理代+穴修理又は総裏打ちの費用ということになります。 |
2 次に程度に応じて行うのが穴修理です。基本的に五個程度の穴修理はサービスでやりますがこれ以外、全体の三分の二以下の穴について行います。 |
3. 特別穴修理。虫食いや、紙のへたれによる大穴。構造的な補強を要するものについて のみ行います。 |
4 総裏打ち。全体の三分の二以上の穴に関しては総裏打ちを行います。これにより、 強度が飛躍的にアップします。 総裏打ちには、手打ち方式(和紙)と機械打ち(専用紙使用)の二通りがあります。 |
5その他、表紙に特別な布や紙を使うとか、修理寄進者のお名前を巻末に入れるなどの 作業は別途ご相談させていただきます。 |
お経の修理には少なくない費用がかかりますので、檀信徒の方に寄付を募り、 ご芳名と為書きをお経の巻末に載せることもできます。 ●修理期間は通常でも三ヶ月〜四カ月ほどかかりますが、修理が混んでいる場合など その分余計にかかります。さらに現在、職人の高齢化など、慢性的な職人不足になっています。 修理期間や価格は、正式なお見積もり時点でのご回答とさせていただいております。 ●大般若経以外のお経本の修理も承ります。(別途見積り)
大般若経の修理承ります。各種古文書、仏画、掛け軸の修理修復、古文書の解読などもお任せ下さい。また、ご自坊の日常勤行に用いるオリジナル日常勤行聖典や、お年寄り向けの大きな文字の在家勤行聖典をお作りします。
修理前
修理後
●価格 大般若経修理の価格一例・・・ 2018年時点での参考価格です。
すっかりきれいになって中継ぎを待つお経
中継ぎ修理の前に重大な破損個所を修理する。
※表紙は小社指定の布を標準としておりますが、ご希望の柄を追加料金でご指定いただけます。(金襴地、寺名の織り込みなど)
●お見積もりは破損が個々に異なるため原則として一巻一巻あたり、状況にあった必要な修理計画を立て、お見積書をご提出致します。
また総代会に向けての資料や観募計画の資料など、計画実現までの細かいお手伝いを無料でサポート致します。
中継ぎ修理 | 一巻 1,945円(表紙共) |
穴修理 | 一巻 1,160円 |
総裏打ち | 一巻 2,000円 |
欠本は和紙コピー にて補充いたします |
一巻 5,800円 |
※上記は鉄眼版、叡山版の価格です。
東叡版(寛永寺版)、春日版は20%
〜30%アップします。
お申し込み・お問い合わせはお電話かFAXで------------------------------- 有限会社梵企画364−0011埼玉県北本市朝日4−87−2
上、修理前。下、修理後
破損した表紙を交換する。